閃の軌跡のラストでクロウに心臓を撃ち抜かれたはずのギリアス・オズボーンがⅡのラストで復活して出て来たのは碧の軌跡のEDで分かっていたとはいえ驚く所だったと思います。その上で復活の顛末を宿題とされたり、それは今は問題ではないとはぐらかされたりとプレイヤーからしたらなんで教えてくれないのかということでファルコム側に文句を言いたくなるのもわからなくはありません。
なんで復活したのかということなんですが、これ全くのノーヒントというわけではなく、現時点で分かっている情報だけでもある程度予想はつくのではないでしょうか。
まず碧の軌跡2章 西ゼムリア通商会議の3日目
特務支援課が通商会議の合間にギリアス・オズボーンと会話する機会があり、そこでの会話の内容はそこまで今回の問題に関わってはこないのですが、会話が終わった後の支援課メンバーの反応にヒントがあります。ティオとノエルが特に注目すべきところですね。
ティオ「はい・・・・・・何とか。あの人から伝わってきた炎のイメージが強烈すぎてめまいを起しましたけど」
ノエル「無理ないよ・・・・・・あたしですら何か見えた気がしたもの・・・・・・」
感応力の高いティオにめまいを引き起こさせるほどの何かをオズボーンは持っていると見ていいのではないでしょうか。この段階では異能を持っていそうだなということが分かってもそれがどんな異能なのかはさっぱりわかりません。
閃の軌跡Ⅱの終章で明かされたリィンとオズボーンが実の親子であるということも何か関係しているのではないでしょうか。リィンには異質な何かが混じっている、ストーリー上では鬼の力とされていますが同様の力がオズボーンにもあると見ていいと思います。(おそらくこれが外の理)どの程度混じっているかどうかはともかく、この力は先天的なものではなく後天的なものであると執行者No.1 <劫炎>のマクバーンによって言われてます。
終章の煌魔城でマクバーンがアルゼイド子爵と戦うときこんなセリフがあります。「アンタの剣(宝剣ガランシャール)じゃ俺(全部混じっている)は倒せない」このときマクバーンが使っていた得物は盟主から与えられた魔剣アングバールですが、これはおそらく外の理のものだと思われます。(エマを連れていくとこの世界に存在するはずのないといったセリフがあります)レーヴェが使っていた魔剣ケルンバイターの対となる剣ですが、レーヴェが使っていたときはマクバーンのように剣が変化したりすることがなかったので、推測ですが外の理が混じっている者が外の理の武器を使うとこういうことが起きたりするのではないのかなと思っています。外の理の武器でなければマクバーンは倒せないのでしょう。
オズボーンがマクバーンと同様、混じっている人間と見て間違いないと思います。クロウが使っていた大型ライフルで死ななかったのも外の理が混じっているからと見れます。なんで外の理が混じっていると死なないのかと言われるとその辺はよくわからないところです。閃の軌跡で集める書物である「赤い月のロゼ」が大きく関係してそうですが・・・。出版された後に発行禁止処分が出たり全巻入手した人間は死ぬというのもオズボーンの秘密に関係しており知られると困るから抹消されたとか考えたりしましたがなんともいえません。
どうやったらオズボーンを倒せるのかと言われると自信はないのですが、レーヴェの使っていた折れたケルンバイターがおそらく鍵になるのではないでしょうか。何らかの手段でケルンバイターを修復することができれば・・・
謎が多すぎますが、現時点で分かることから推測するとこんな感じでしょうか。閃の軌跡Ⅲでこのへんの謎が明らかにされたらいいですね。